中高吹奏楽部、某芸術大学を経て様々演奏や指導に携わり、しかし今は時々アマチュア吹奏楽団と遊んでるぐらい。いったいどうしたんだろう、、、。
と、そういうブログではなく(⌒-⌒; )
様々指導に行く中で色々思うことがありました。
100人を超える部員を抱え、毎月プロのオーケストラ団員を講師として招き、専用の練習室、合奏室を持ち、全国大会に出場している学校もあれば、部員数20人、使える部屋は一つしかなく、打楽器以外はみんな廊下で練習、コンクールは毎年銅賞。そんな学校もある。
自分、自慢じゃないけどもう大したことはできません。なんせ長く音楽を離れてますので。しかしね、ほんとに専門的な知識とプロ並みの感覚を持ってないと出来ない指導もあるけど、そうでない場合もある。
実際自分が講師として教えに行った時のこと、あるチューバの高校生が
オーケストラのアレンジ曲。テンポはAllegro。4/4拍子。
20小節伸ばさないといけないんですけどどうすればいいですか?
と。
20拍じゃなく20小節。
、、、。
彼は真剣に聞いてる。だから真剣に答えなければ。
オーケストラのアレンジ曲だ。知ってる人が考えればそれはオーケストラの中ではコントラバスのパートだということはすぐにわかる。
チューバで吹くには?
一人で吹くなら音楽的に問題のない場所で息継ぎをするしかない。二人以上で吹くなら息継ぎの場所を分けるしかない。答えはこれしかない。
しかし彼はそれまでずっと一息で吹く方法を考えてたらしい。
無理やっちゅーの。
循環呼吸ってのはあるにはあるけど、習得するのは至難の業だし、習得したところでどうしても音のムラができるし、絶対揺れるし。そんな意味のない事に時間を費やすより良い音で息継ぎしながら吹くことの方がはるかに音楽的に良い。まさに一択。
ここまで見ると、
部活の指導者は?
と思う方もいらっしゃるでしょう。
様々指導に行く中で一番辛そうだったのは
音楽はわかってても、管楽器はまるで知らない、さらにこの吹奏楽部の独特の世界を経ずに吹奏楽部の指導を
「しなければならなくなった」
指導者が一番大変だなと。
管楽器のことは分からない、音程合わせろって純正率って何ぞや?コンクールに出るにも何をすれば?無数にある曲のどれを選べばいいの?さらにそんな人数の集団を率いたことなんてあるわけない、生徒は生徒で高いレベルを求めてくるのもいるだろうし、逆にまるでやる気ない生徒もいる。
そんなこんなで四苦八苦してる先生、部長、副部長らをたくさん見てきました。
そんなレベルの高い事はできませんが、そういう人たちの相談場所になればよいなとこのブログを始めた次第。
なのでこの記事のタイトルは
銅賞から銀賞へ
なのです。
わかってる人からしたら当たり前の事しか書きませんが、まずは吹奏楽部の普通にやってる事をやって、平均レベルの吹奏楽部を目指す。
音楽的な事だけじゃなく、部活の運営の面からも、
誰に聞いたら、、、。
今更聞くのも、、、。
的な事を、様々自分が経験した事の引き出しからわかりやすく説明していこうかと。
さらにはどんな事でも誰からでも大丈夫です。
こういう場合どーしたら、、?と思ったら質問を頂ければしっかり考えてお答えはするつもりです。
私にはわからん!
と途方に暮れてるあなたへ贈るこのカテゴリー
とりあえず
ゆっくりやりましょう。