吹奏楽情報サイト ブラスフリーク

吹奏楽の情報サイトにして行こうと。自分は愛知県の人間なので、とりあえず東海地区中心にコンクールの情報、吹奏楽曲のお話、中高生の部活の進め方、指導者様や部長、副部長が感じるであろう部活の問題の解決など、様々な視点から吹奏楽を語ってまいります。

四国大会 雑談

四国大会 雑談

 

さて、2021年吹奏楽コンクール四国大会 高校A編成のレビューを書いたわけなんですが、自分、今は愛知県に住んでますが、四国には縁がある人間で、高校時代は四国で過ごしてたんです。吹奏楽コンクールで松山市民会館の舞台にも上ったことがあります。

特にホールのことを覚えているわけでもありませんが、四国大会と言うだけでなんか懐かしい気持ちなりました。あの頃の記憶が走馬灯のように、とまでは行きませんがなんか当時の事が様々蘇ります。

当時の四国の吹奏楽の状況は、中学の部が愛媛県一強という状況。

雄進中学校が全国トップレベル。実際全国大会金賞も数回受賞してます。そして今はあまり名前が登場する事はありませんが、重信中学校が台頭してきた時代。

高校の部はやはり愛媛県の伊予高校、香川県観音寺第一高校高知県の土佐女子高校、あとは高松第一高校も。そして大人になってその演奏を聴くと、何かの間違いやったんちゃうか?と言う感じではあったのですが高知の明徳義塾高校が1987年だけ全国大会に行っています。

大学の部は、詫間電波高専が四国で唯一コンクールに出場していた「大学」と言うカテゴリーの学校だったわけですが、審査員で来ていた作曲家の兼田敏氏から「これは大学生の演奏じゃねぇなぁ」と酷評されるレベル。時々香川大学がコンクールに出てくると大学生レベルの演奏をしている。そんな感じでした。

職場一般部門と言うのは後に職場の部と一般の部が合併して出来たもので、当時は職場の部と一般の部は分かれてました。職場の部は時々高松市役所吹奏楽団というのが出てましたか自分が居た時には出たことはなかったですね。

一般の部は今なお活躍し続ける高松市吹奏楽団が当時から全国に行くレベル。松山市吹奏楽団と全国を激しく争ってましたね。

と、前置きだけでこんな文字数になってしまったわけなんですが、ここから四国大会のことに関する雑談をしていこうかと思います。

 

特に有益な情報があるわけでもないので、興味ない人はここで(;^_^A

 

まず四国大会を聞いて思った事は、ちょっと取り残された感があるなと。

自分は今愛知県にいるので、主に東海地区の吹奏楽の事についてある程度詳しいのですが、愛知県大会と四国大会でおそらく愛知県大会の方がレベルが上かなと。もちろん愛知県大会は全国常連の愛工大名電や光が丘女子なども出場していますし、県大会の前に地区大会と言うものがあるので1つの大会を勝ち抜いてきたと言う意味では四国支部大会と変わらない状況ではあります。それだけの学校数もありますしね。何と言うか、全体がそれなりのレベル。と言う感じなんです。

とは言え、愛知県の演奏と言うのはどっかにも書きましたがちょっと上品すぎる。コンクールと言うことを意識するあまり美しくまとめようとしすぎて人間味が消えている。そんな感じがします。

一方その頃四国大会では。学校ごとの特色が色濃く出て、人数もバラバラ、レベルの差もかなりある。坂出高校のように全国に行ってもそれなりに戦えるだろうと思う学校もあれば、これ多分名古屋地区大会だったら代表にはならないなと思うような学校もある。奏法的にかなり無理があるなと感じる学校もあれば、このピッチは何や(;^_^Aと思うような学校もありました。

 

とはいえ

 

四国大会の方が人間が演奏している音楽だなと思います。

高校生の演奏としては

こっちのが自然。

ものすごくそう思うコンクールでもありました。

 

一つ一つの学校の事について一言ずつは書いてきましたが、結果とか演奏に関係なく書きたい事を書きます。

 

本当に雑談。

 

まず気になったのが、松山東高校

いつ異動になったのか分かりませんが、長く伊予高校の指揮をされていた長谷川先生が松山東高校の指揮をされてましたね。

 

元々伊予高校は自分が中学生の頃に頭角を現し、確か1984年にシェーラザードだったかな、で全国大会に初出場していますね。当時の先生は阿部先生、上甲先生、高橋先生、そして長谷川先生。だそうです。(吹奏楽コンクールデータベース調べ)

全国大会の常連校を長く率いてきた長谷川先生が松山東高校に行って、冒頭からピッチ悪いしかなり荒削りではありましたが、やっぱりコンクールを知っているのであろうなと言う感じ。聴かせ方とか合わせるポイントとかおそらくそういうものを熟知してるんだろうなと。

松山東高校がこれから全国の常連になるのかなと思わせる演奏ではありました。

しかし

松山東高校と言えば確か愛媛県で1番の進学校だったはず。となると部活をやるのは2年生の春までかな?

そうなると勉強が忙しいし部活をする期間も短いのでなかなか全国常連と言うわけにはいかないかもしれませんね。

今年の伊予高校の演奏を聞いていると、この2年でやはりレベルは落ちたなと。個々はうまく吹いてるけどなかなかまとまりが無いと言うか。youtube等で聴く伊予高校の演奏とはだいぶ質が違うものでした。

大変ですよね。全国常連の学校引き継ぐと言うのは。ちょっと演奏の質が変わっただけでこうやってごちゃごちゃ言うヤツが出てくる(⌒-⌒; )

申し訳ありませんm(__)m今後どうなって行くのか、四国の雄として長く君臨して来た伊予高校の今後に期待します。

 

懐かしいなと思ったのが

高松第一高校。

昔のまんまだなと(⌒-⌒; )

ここの学校は音楽科があります。

最近全国大会に行きまくっている坂出高校香川県には二つ音楽科がある高校があるわけですが、その一つが高松第一高校。

自分の時代には村山英一先生率いる観音寺第一高校、さらにその後異動になった丸亀高校と全国大会を争っていたわけですが、ほぼ勝てず。

なんというか、音楽をやっている観音寺第一と合奏をやってる高松第一。音楽科があるしそれなりに先生もいるので、個々のレベルは高松第一の方が圧倒的に高い。しかし合奏となると全然観音寺第一の方が上。毎度そんな感じでした。

今回久々に高松第一の演奏を聞いて、

変わってないなと

思いました。上手なんだけどね。しかし音楽と言う意味では極薄い。上品と言えばそうなんだけど、何というか、イマイチ伝わって来ない。

こういうのって伝統なんですかね。

自分は高松第一の音楽科の人達とも付き合いがあったし、自分自身が音大に行ってみて分かったけど、音大を意識してる人達って吹奏楽コンクールにそこまで興味ないんよな。

とは言え、今や全国常連の坂出高校にも音楽科はあるから辻褄があわんけど。

もう一つ聞いてみたいのが、昔高松第一を指揮していたのは石川先生、。今指揮をしているのも石川先生。孝司さんと幸司さん。ひょっとして世襲なんでしょうか?

 

と言うわけで、これ書いてたらキリがない。

 

第一部終了。第二部以降はまた後日。

 

どうせ誰も読んじゃいない。

 

好き放題書いてます。気を悪くされた方ごめんなさい。