現在コロナ禍の真っ只中。
去年は吹奏楽コンクールは全面的に中止されたわけだが、今年は各県大会一部を除きそれなりに順調に開催されている。ほとんどの大会で無観客開催となっている。
中でも東海大会は無観客どころか音源審査と言う形をとる。上の画像が東海吹奏楽連盟からの告知文。各団体もしくは各県吹奏楽連盟から提出された音源をもとにその音源をホールで流して審査をする。おそらくこれまでにやったことのないコンクールの形だろうなと。
時代的に仕方ないのだろうが、せめて演奏者たちには舞台の上で演奏させてあげたかったなと。
結局音源はほとんどの団体が県大会の音源をそのまま使用するだろうなと。自分たちでホールを借り切ってそれなりのエンジニアを呼んでそれなりの機材を使ってコンクールの音源より良い録音でと言う団体まずないでしょうね。
どっか他のとこにも書いたけど県大会を照準にしている団体と東海大会を見据えて曲を仕上げてきた団体とでは県大会の出来不出来は相当違うんじゃないかなと。さぁどんな結果になりますか。
職場一般の部は、全国大会常連のヤマハ吹奏楽団浜松、浜松交響吹奏楽団が出場してない。そもそも代表になってる清水ウインドと焼津市民吹奏楽団しか出場してないのね。
さらに愛知県は全国大会を争うレベルにある創価中部サウンズ、東海市吹奏楽団らが出場していない。
これはコロナによる出場辞退なのか、時代的に出場を取りやめているのか定かではないが、これだけの強豪たちが参加しない東海大会、はてどこが全国大会に行きますかね。
ここんとこ全国大会常連になった白子ウィンドシンフォニカと、全国的に見て中学校がとんでもないレベルの地区、日進地区の一般バンド、Nissin wind orchestra。指揮者は日進地区の黄金時代を築いた清野先生。
この地域ごとハイレベルな2団体が全国大会の最有力候補と言ってほぼ間違いはないでしょう。
それ以外にも、ここのところ台頭してきている、楫野先生率いるサンクエトワール名古屋、さらに日進と同じ東尾張地区で結果を残し続けている川田先生のウィンドアンサンブル尾東など新しい勢力がどこまで力をつけてきているか。他にも白子高校のOBで構成されるSHO吹奏楽団らも楽しみではある。
その他、古くからある伝統的な各県の吹奏楽団にも今年はチャンスはありますよね。飯田市民吹奏楽団はなんとあの仲田守氏か指揮者だし、
大丈夫かなと思うのが、大本命の白子ウィンドシンフォニカ。
ここは県大会はそこまで本気ではない。本気ではあるけどテンションが県大会と東海大会ではまるで違う。県大会のままその音源で東海大会を戦うとひょっとしたらと考えてしまうほど演奏が違うんだよね。
横綱としては白子だと思うが、県大会の演奏がもしいまいちなんだとしたら新しい勢力にも可能性もあるかもなと。
出場団体
港南吹奏楽団
指揮 玉谷敏弘
課題曲Ⅳ
ヨハネス・ファンタジア
坂井貴佑
Nissin wind orchestra
指揮 清野雅子
課題曲Ⅱ
バレエ組曲「三角帽子」より終幕の踊り ファリャ
SHO吹奏楽団
曲目不明
サンクエトワール名古屋
指揮 楫野克彦
課題曲Ⅳ
指揮 仲田 守
課題曲 Ⅰ
タンガーソ~ブエノスアイレス変奏曲
ピアソラ/仲田 守
指揮 望月 洋次郎
課題曲Ⅳ
Mont Fuji(富士山)~北斎の版画に触発されて~ 真島 俊夫
ウインドアンサンブル尾東
指揮 河田智仁
豊田楽友協会吹奏楽団
指揮 野田雄一
課題曲Ⅳ
吹奏楽のためのラプソディ第3番「安曇節の主題による」 片岡俊治
S.L.B.E.
指揮 加藤博司
課題曲Ⅳ
「パイナップル・ポール」よりオープニング、ジャスパーズダンス、フィナーレ
A.サリヴァン
指揮 高橋 雅大
課題曲 Ⅳ
ミュージカル「エリザベート」セレクション
リーヴァイ 星出 尚志
楽楽嬉音楽隊 岐阜
曲目不明
白子ウインドシンフォニカ
曲目不明
指揮 海野 貴裕
課題曲Ⅲ
巨人の肩にのって第1楽章、第2楽章、第3楽章
グレイアム